無痛分娩

無痛とは

硬膜外麻酔で行います。母体の神経を麻酔して痛みをコントロールするので赤ちゃんには影響ありません。

2013年 無痛分娩率 73%
2014年 無痛分娩率 74%
2015年 無痛分娩率 80%
2016年 無痛分娩率 92%
2017年 8月現在 無痛分娩率 96%

※無痛分娩 24時間対応 0円(薬代は含んでおりません)

陣痛の苦しみに耐えなければ子どもへの愛情が軽くなる?

そんなことはありません。10カ月もお腹にいれば、愛情がわかないわけはないと思います。
当クリニックでは妊婦さまの痛みや不安を取り除くため、安全な硬膜外麻酔法による無痛分娩を推奨しております。

無痛のメリット

無痛分娩の一番のメリットは、陣痛、下腹部の痛みが格段に軽く、またはなくなることです。陣痛の痛みから開放されると、身体に無駄に力が入らないため、体力の消耗も少なくなります。よって、産後の回復も早くなります(特に陣痛が始まってから出産までの時間が長かった人ほど差が出ます)。
個人差はありますが、妊婦の会陰は、時間がかかった分だけよく伸びます。その結果、会陰の傷が小さくて済みます。自然分娩の場合、痛みが強いため無駄な力が入り、会陰が伸び切っていないにも関わらず力を抜くことができず、会陰が裂けて、傷が大きくなることもあります。
特に、膣の奥、子宮頸管(子宮の出口)に大きな裂傷ができることがあります。そのときは一時的な局所麻酔では痛みを取ることがほとんどできません。(縫合時はかなりの痛みを伴います。)硬膜外麻酔であれば、痛みを0~10%にまで軽減することができます。
緊急の帝王切開手術の際にも、すぐに移行できるため、手術開始までの貴重な時間短縮にもなります。帝王切開術後の後陣痛が、格段に軽減できます。一般的な帝王切開では腰椎麻酔を行うため、麻酔後3時間ほどで麻酔が切れ、相当な痛みを伴います。

無痛分娩の流れ

初産婦…自然に陣痛がはじまるのを待ちます。
自然に陣痛がきたら入院します。
陣痛の痛みが強くなってきたら無痛処置(麻酔)します。(子宮口の開きよりも痛みの具合で決定します。)

経産婦…入院したら直ぐに行います。経産婦は進行が早いので陣痛が軽くても早めに無痛処置(麻酔)します。
経産婦は、陣痛始まってから陣痛が強くなるまでの時間、出産までの時間が早いので計画分娩を推奨しております。(麻酔効果に少し時間がかかるからです。)

麻酔効果は、麻酔薬を投与してから約10分程で効果が出始め約30分程で完全に効きます。

硬膜外麻酔とは…

麻酔の場所は?

背骨は幾つもの椎体が積み重なってできていますが、その椎体の間から約1mmの太さのチューブを硬膜外腔という場所に挿入します(もちろん局所麻酔行った後に行います)。そのチューブに麻酔薬を入れ陣痛を取り除きます。

タイミングと所要時間は?

通常は陣痛がはじまってからチューブを挿入しておきますが、麻酔のタイミングは特に決まっていません。妊婦さんの希望によりいつでも行います。はじめは無痛分娩希望でない方も、途中から希望されればいつでも行います。ただし生まれる直前だと麻酔が間に合わないことがあります。(麻酔薬を注入してから10~20分で効果が現れます。)
硬膜外麻酔の処置の時間は背中を消毒しはじめてからチューブを固定するまでの時間は約5分。麻酔薬を注入してから10~20分で効果が現れます。
硬膜外麻酔処置のときの痛みは局所麻酔を行ってからチューブを挿入しますので痛みは比較的軽いと思います。(痛みの程度は点滴の針をさす時と同等以下です。)チューブが硬膜外腔に留置するので、麻酔が切れたら麻酔薬の追加投与が何回でもできます。

無痛分娩の強み

痛みを取る以外にもこんなメリットがあります。

  • 痛みの神経は麻痺しますが、運動神経は比較的保たれるのでいきむことができ、お産をしているという実感がある。
  • 痛みがかなり軽くなるので無駄に体力を消耗せず、精神的に余裕ができ出産の喜びをより味わえる。
  • 産後の疲労回復がはやい。
  • 普通の生活にもスムーズに戻れる。
  • 母体神経の痛みに麻酔が効いているので、赤ちゃんには影響しない。
  • すでに麻酔が効いているので、分娩中に赤ちゃんが仮死になるなど、緊急の際には帝王切開をすぐ行うことができる。
    血圧が高い方、妊娠中毒症の方、羊水が少ない方、産道が硬い方等、難産の要因が多く母体や赤ちゃんに負担をかけられない場合には、最適の分娩方法で、帝王切開になる率も少なくなります。妊婦さまの産道の緊張を取り除くので、産道の裂傷が軽減し、赤ちゃんも楽に生まれてきて傷を縫うときも痛くありません。
無痛分娩のデメリット

麻酔がよく効くと、麻酔が効いている範囲の血管が拡張し、血圧が低下することで脳の血流が減少し、気分不快や吐き気、嘔吐が起こることがあります。これは点滴や昇圧剤で回復します。


麻酔薬が身体の上方までまわり、呼吸困難・停止を起こすことがごくまれにあります。万一のときは人工呼吸で対応しますが、当クリニックでは、この麻酔による呼吸困難・停止は一度もありません。


麻酔時、硬膜外の内側にある膜に穴があき、その穴から髄液が漏れ頭痛が起こることもごくまれに起こる場合がありますが、当クリニックではまだ一度もありません。いずれにしても穴は自然に閉じますが、まれに自己血で栓をして治療することがあります。


血液中の麻酔薬濃度が上昇しすぎて、麻酔中毒を起こす可能性があります。
舌のしびれ、興奮、血圧上昇、過呼吸、けいれんなどの症状が起こります。また非常にまれですが、意識消失、呼吸停止を起こすことがあります。そのときは即座に治療を行いますが、当クリニックでは一度もこのようなことはありません。予防は、過剰に麻酔薬を投与しないことです。


麻酔針による針を指した部位の痛み、神経分布に沿った痛み、感覚の麻痺といった神経障害が起こることがあります。

血液が硬膜外腔に貯留したり、膿がたまったりすることで神経を圧迫し、下半身麻痺が起こることがありますが、極めてまれです。


麻酔チューブ(カテーテル)が切れて体内に残ってしまうことによる広範囲の麻痺、長時間同じ姿勢のままでいることによる末梢神経圧迫による麻痺が起こることがあります。それはときどき身体の体勢を変えることで予防できます。

神経麻痺

長時間同じ姿勢のままでいることによる末梢神経圧迫による麻痺が起こることがあります。一度起こると完治するのに、最低数ヶ月、最長何年も完治できない場合があります。神経麻痺はときどき身体の体勢を変えることで予防できます。

 

とこずれ(褥瘡(じょくそう))

特に同じ体勢で2時間以上いると、床ずれを起こすことがあります。床ずれとは、お尻やかかとが自分の体重で圧迫され、その部位の皮膚細胞に血液が酸素を供給できず発生する症状です。ときどき体勢を変える(寝返りする)ことが予防になります。

(とこずれは、完治するのに半年から1年かかることがります。)

 

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