妊婦健診時の注意事項・・・
*感染したのではないかと思わせる症状(息苦しさや発熱、発熱がなくても咳、鼻汁、だるさなど)がある場合、家族や身近な人に新型コロナウイルス感染症にかかった人がいて、
濃厚接触者となる場合は、絶対に直接当院を受診せず、事前に電話でご相談下さい。

*比較的軽い風邪症状の方が、相談せずに受診してしまうことが発生していますので、他の妊婦さんや当院のスタッフを感染から守るためにも、症状が少しでもある場合は事前に電話でのご相談をお願いします。

万が一、妊婦さんが新型コロナウイルス感染症にかかってしまった場合・・・
*感染症にかかってしまった妊婦さんを管理するには、妊婦さん自身や、産まれた赤ちゃんを隔 離し、厳重な管理が必要となります。
管理には他の妊婦さんと接触することがないよう導線を完全に分けることや、感染症にかかっ た患者様を専門で看護する人員が必須となりますが、当院は感染症を扱うための設備や十分な
人員がありませんので、原則当院では妊娠中の管理や分娩をすることができません。

*そのため感染症にかかってしまった場合は専門の医療機関に転院していただいての治療や分 娩管理を行わなければなりません。
また分娩については、帝王切開となる場合が多いという報告がありますが、症状や転院先の医 療機関の体制によって方針が異なることもあります。

*転院先の医療機関は、保健所の指示に従い決定しますので、必ずしも近隣の病院になるわけで はなく、自宅からは離れた病院へ転院となる場合もあります。

万が一、当院でクラスターが発生した場合・・・
*院長含めスタッフ全員が日頃より感染予防に努めてはおりますが、万が一クラスターが発生し た場合は、沈静化するまでの期間、外来や入院病棟を長期間閉鎖せざるを得なくなります。

*閉鎖中の期間は妊婦健診、分娩の取り扱いが中止となります。このような場合は多くの方が転 院や分娩先の変更などが余儀なくされる場合があり、転院先の病院はご自身で選択することは 難しく、保健所等の指示により決定することになりますことをご了承願います。